エアコンのリモコンが反応しないとき|電池・赤外線・受信部を順番に確認しましょう
| エアコンのリモコンが反応しないときは、電池・赤外線信号・本体の受信部を順番に確認すると原因を見つけやすくなります。 |
暑い日にリモコンが反応しないと、かなり焦ります
暑い夜にエアコンをつけようとして、リモコンの電源ボタンを押したのに何も起きない。
この瞬間、「エアコン本体が壊れたのかな」と不安になります。
でも、リモコンが反応しない原因は、本体故障だけではありません。
電池切れ、電池の向き違い、赤外線の送信不良、本体側の受信部の汚れや障害物など、家で確認できることも多いです。
まずは落ち着いて、簡単なところから順番に見ていくのが大切です。
まずは電池を2本とも新しくする
一番先に確認したいのは電池です。
エアコンのリモコンは、夏に集中して使い、秋冬は長く放置されがちです。
その間に電池が弱くなったり、液漏れで接点が汚れたりすることがあります。
電池を交換するときは、1本だけではなく2本とも新しいものに替えるのがおすすめです。
古い電池と新しい電池を混ぜると、電圧の差で画面が薄くなったり、信号が弱くなったりすることがあります。
+と−の向きも必ず確認しましょう。
向きが逆だと、当然リモコンは動きません。
リモコンの画面がつくか確認する
新しい電池を入れたら、次はリモコンの表示画面を見ます。
電源ボタンや温度ボタンを押したとき、温度、冷房、除湿、風量などの表示が出るか確認します。
画面がまったくつかない場合は、電池、接点、ボタン部分、内部回路の問題が考えられます。
画面が薄く見える場合は、電池の電圧が弱いか、接点がうまく触れていない可能性があります。
一方で、画面は正常に出るのにエアコン本体が反応しない場合は、次に赤外線信号を確認します。
スマホのカメラで赤外線信号を確認する
一般的なエアコンリモコンは、赤外線で本体に命令を送ります。
リモコンの先端にある小さな黒い部分や透明な窓のような部分が、赤外線の送信部です。
人の目には見えませんが、スマホのカメラでは光って見えることがあります。
確認方法は簡単です。
スマホのカメラアプリを開きます。
リモコンの先端をカメラに向けます。
電源ボタンを押します。
画面上で紫色や赤っぽい光が点滅するか見ます。
光が点滅していれば、リモコンは信号を送っている可能性が高いです。
新しい電池を入れても光がまったく見えない場合は、送信部や内部回路の不具合も考えられます。
ただし、スマホによっては背面カメラで赤外線が見えにくい場合があります。
そのときは前面カメラでも試してみるとよいです。
赤外線が出ているのに反応しない場合
スマホのカメラでリモコンの光が見えるのに、エアコン本体が反応しない。
この場合は、本体側の受信部を確認します。
エアコンの室内機には、リモコンの赤外線を受け取る受信部があります。
多くの場合、表示ランプの近くや前面パネルの内側にあります。
カーテン、棚、飾り物、ほこり、水分などが受信部をふさいでいると、信号が届きにくくなります。
赤外線リモコンは光で信号を送るため、途中に障害物があると反応が悪くなります。
室内機の前面を乾いた布で軽く拭き、リモコンを本体にまっすぐ向けてもう一度試してみましょう。
特定のボタンだけ効かないとき
リモコン全体が使えないのではなく、特定のボタンだけ効きにくい場合もあります。
たとえば、電源ボタンだけ強く押さないと反応しない。
温度ボタンの片方だけ動かない。
ボタンを押したのに別の機能が動く。
このようなときは、ボタンの接点不良や内部の汚れが原因かもしれません。
外側は乾いた布や綿棒でやさしく拭く程度にします。
洗剤を直接吹きかけたり、水分の多いシートで強く拭いたりすると、内部基板に液体が入り、かえって故障することがあります。
特定のボタンがひどく傷んでいる場合は、修理よりリモコン交換のほうが現実的なこともあります。
リモコンではなく本体側の問題かもしれません
電池も新しく、赤外線信号も出ている。
それでもエアコンが反応しない場合は、リモコンではなく本体側の問題も考えます。
室内機に手動の電源ボタンがある場合は、それを押してみましょう。
本体ボタンでも動かない場合は、コンセント、電源プラグ、ブレーカー、電源まわりの問題かもしれません。
反対に、本体ボタンでは動くのにリモコンだけ反応しない場合は、本体の受信部に原因がある可能性があります。
一時的な制御エラーなら、電源プラグを抜く、またはブレーカーを一度切ってから再度入れることで改善することもあります。
確認する順番を覚えておくと安心です
エアコンのリモコンが反応しないときは、次の順番で見るとわかりやすいです。
まず、新しい電池を2本とも入れます。
次に、+と−の向き、接点の汚れを確認します。
リモコン画面がつくか見ます。
スマホのカメラで赤外線の光を確認します。
本体の受信部まわりに障害物がないか見ます。
最後に、本体の手動ボタンで動くか確認します。
この順番なら、お金をかけずに確認できるところから見られます。
電池だけで直ることもあります。
受信部をふさいでいた物をどかすだけで反応することもあります。
逆に、本体側の電源や受信部に問題があるなら、リモコンだけ買い替えても解決しないことがあります。
リモコンを長く使うための保管方法
エアコンを使わない季節は、リモコンから電池を抜いておくと安心です。
長期間入れっぱなしにすると、液漏れや接点の腐食につながることがあります。
また、直射日光が当たる場所や湿気の多い場所に置くのも避けたいところです。
高温や湿気は、液晶画面、ボタンのゴム、内部の接点に負担をかけます。
リモコンは小さな道具ですが、エアコンを動かす最初の入り口です。
少し丁寧に扱うだけで、夏の小さなストレスを減らせます。
まとめとして覚えておきたいこと
リモコンが動かないからといって、すぐにエアコン本体の故障と決めつける必要はありません。
画面がつかないなら、まず電池と接点を確認します。
画面はつくのに本体が反応しないなら、赤外線信号と本体受信部を確認します。
本体ボタンでも動かないなら、電源まわりの可能性を見ます。
大切なのは、順番です。
電池。
信号。
受信部。
本体電源。
この4つを落ち着いて確認するだけでも、リモコンの不具合なのか、本体側の問題なのかをかなり絞り込むことができます。
完全版リンク
👉 詳しい完全版はこちらから読めます。
リモコンが反応しない時の直し方|エアコンリモコンの電池・赤外線・受信部トラブル完全ガイド
あわせて読みたい記事
冷媒不足の症状と確認方法|エアコンが冷えない・霜がつく・水漏れするときの完全ガイド
エアコン室内機に氷がつく理由|熱交換器の凍結・冷媒ガス不足・フィルター詰まりの原因と対処法
エアコンの異音がする原因|室内機・室外機・コンプレッサー・冷媒音の見分け方と対処法
#エアコンリモコン #リモコンが効かない #エアコン故障 #赤外線リモコン #エアコン受信部 #エアコン点検 #家電トラブル #生活科学 #KoriScience
Kori Insight Seriesは、身近な機械や科学のしくみをやさしくほどきながら、毎日の小さな疑問を少しずつ見える形にしていく読みものです。
コメント
コメントを投稿